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毛糸のこと 羊


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 私が小さかった頃は秋・冬に着るものと言えばネル(起毛)のブラウス プラス 毛糸のセーターかカーディガンといった感じで、Tシャツ・トレーナー・フリース素材のブルゾンといったものはありませんでした。

緑の針刺し
中学1年のときに作っていらい
ずっと愛用している針さし
麻紐の籠と毛糸の花
荷造り用の麻ひもで編んだミニバスケット
とツバキのイメージのコサージュ

 セーターやカーディガンはほとんど母が編んだもの。機械編みがとても流行していた時代で、編み機をもっている家庭も多かったのです。当時は正直に言って、やはり毛糸のチクチクする感じがちょっとイヤでしたが、きれいな色の毛糸で母が工夫しながら編み上げていく透かし編みや縞模様を見ていると、仕上がりが楽しみで、いつ着て行けるかなとワクワクしたものでした。

 ところが、20代から30代の初め頃までにかけての私は、編みものが大好きなのに毛糸のものを着るのはおもに季節感を出したい外出用で、冬も家ではTシャツの上にワークシャツとかトレーナーを部屋着にしていました。

 30代のなかばころでしょうか。綿素材のものだけではどうにも肩や背中がスースーして薄ら寒く感じるようになり,何年も家で着ないででいたセーターを引っぱり出して着たときの軽さ・暖かさに驚いたものでした。毛糸ってあったかいんだなぁ……と再認識。それからはずっと秋・冬はちゃんと毛糸のものを家でも着ています。

毛糸の花
本を見ながら編んだバラのブローチ。
今はもっとカッコ良く編める!?
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