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編みものがたり 展示2
夫のセーターだったベスト
大学生時代、「僕はセーターをたくさん持っているから一枚あげるよ」と私にプレゼントしてくれた男性がいました。1977年のことです。
グリーン系の混じり糸で編まれたとても暖かいセーターでしたが、毛玉ができやすいのが玉にキズ。何年か着たあとほどいてVネックベストに編み直しました。
グリーン系の混じり糸というのは私にとってはちょっとクセもので、なぜか心ひかれるのですが、じつは残念なことにあまり似合わないのです。数年前、ネイビーという色に染め直してみたら、複雑なおもしろい色になりました。
ところで、セーターをプレゼントしてくれた男性とは1986年に結婚し、今日に至っています。
緑色のカーディガンと帽子(女児用)
編みもの好きなMさんから譲りうけた夏物用の糸で編みました。
その頃とても気に入っていた花のモチーフを並べてみました。編み目が細かくてなかなかはかどりませんでしたが、会社の昼休みに毎日少しずつ編んだことを思い出します。
とくに帽子は「見る人がびっくりするようなかわいいものにしよう!」と張り切ったのですが、いざ当時3歳だった娘にかぶせてみるとちっとも似合わないのでがっかり! 組み合わせがしにくい色でもあり、結局ほとんど着ることがありませんでした。
でも、腕を磨くよい機会になったと思い、大切にしまっています。ロマンチックでノスタルジックなかぎ針編みは私の永遠のテーマです。
ヨーヨーキルトのエプロンとなべ敷き
以前からパッチワークの中でもヨーヨーキルトに関心がありました。着古した木綿のスカートに思い切ってハサミを入れ、下の娘にも手伝ってもらってヨーヨーキルトの小さなピースができました。
練習のつもりでしたが、何かに仕上げたくなりました。でもおとなしい色柄のせいかいまひとつパッとしません。
一方、子ども部屋の入口に目隠しとしてかけていた麻のテーブルセンターが不要になり、やはり何かに再利用したいと思いました。ふと思いついてテーブルセンターの上にヨーヨーキルトを置いてみたら色がしっくりと合うので、エプロンに仕立てました。
できあがってみると思った以上に使い勝手がよく、これも“逆転ホームランの手作り”のひとつです。
ブルー地のノースリーブTシャツ
今年2007年の夏にリメイクした、けっこう新しい作品です。
青の地に小花模様がとても印象的でお店でひと目ボレした春ものの長袖Tシャツでした。
ところがいざ着てみると衿ぐりの大きさが似合わない、二の腕が太すぎるため袖がパンパンになる、せっかくのきれいなプリントも私の肌の色では映えないなどなど難問が立ちふさがり、出番がない状態でした。
そこで思い切ってノースリーブに。肌の色とのなじみを良くするためと衿ぐりをほんの少しだけ小さくしたかったのでベージュの夏糸で縁編みをしました。 リメイクしたあとのヘビーローテーションぶりは自分でもびっくりするほどでした。
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